なぜ白人・黒人の人はお酒に強い? 下戸はいるのか?
- 白人・黒人はお酒に強いというのは本当
- モンゴロイド(黄色人種)特有のお酒の弱さ
- 黄色人種の体質3パターン
- 地域別によるアセトアルデヒド脱水素酵素の強さ
- お酒が弱い・飲めない人が飲めるようになるために
- まとめ
こんにちは、こーです。
みなさん、一度は聞いたことがありませんか。
「白人・黒人の人はお酒が強い」
「日本人は酒に弱い人種だ」
と。
そもそも人種によってのお酒の強さなんてあるのでしょうか。
この噂は本当なのか、気になるところだと思います。
今回はそれの事実について迫っていきたいと思います。
白人・黒人はお酒に強いというのは本当
はい、結論から言ってしまいます。笑
白人・黒人の人の方がお酒が強いのは事実です。
お酒に強い・弱いを決める大きな要素が、お酒を飲んだ後に発生するアセトアルデヒドを代謝する能力なのです。
アセトアルデヒドとは、お酒を飲みすぎたりしたときの悪酔いのもととなる原因物質です。非常に厄介なもの。
アセトアルデヒドは、主に肝臓にあるアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)で代謝されます。
その代謝能力は、人種によって異なってきます。
人種の差によってお酒の強さに差が生まれるということは事実だということなのです。
モンゴロイド(黄色人種)特有のお酒の弱さ
お酒が弱い人がいるという日本ではさも当たり前かのような常識は、モンゴロイド(黄色人種)の間でしか通用しません。
はるか昔、モンゴロイド(黄色人種)が誕生した後に、突然変異的になぜかアセトアルデヒド脱水素酵素の活性を無くしてしまった人が誕生しました。
そこから黄色人種の数が増えるにつれ、お酒に弱い人も増えていったということです。
黄色人種の血が混じっていない限り、お酒に弱いということはありえません。
つまり、白人・黒人の人には下戸(お酒を飲めない人)が存在しないというわけです。
黄色人種の体質3パターン
黄色人種には、3つのパターンがあります。
お酒が普通に飲める人、お酒に弱い人、お酒が全く飲めない人。
なぜ3パターンあるかというと、
アセトアルデヒド脱水素酵素の活性にも3つのパターンがあって、
と分かれます。
お酒が強い人は「アセトアルデヒドの代謝速度が速い活性が強い型」を持っているので、アセトアルデヒドが身体にたまりづらくお酒がガンガン飲めるのです。
逆に「アセトアルデヒドの代謝速度が遅い活性が弱い型」や「アセトアルデヒド脱水素酵素の活性がまったくない型」を持つ人はお酒に弱いか、全く飲めないんです。
酵素の方について詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
gekowohonkidenaositai.hatenablog.com
地域別によるアセトアルデヒド脱水素酵素の強さ
人種によるお酒の強さの違いがわかったところで、地域別の強さを見てみましょう。
出典:https://www.sapporoholdings.jp/csr/alcohol/drunkenness.html
こうして見てみると、やはり東アジア圏にお酒に弱い人がかなり多いような気がしますね。
お酒が弱い・飲めない人が飲めるようになるために
お酒が弱い人、飲めないひとが強くなるための情報は、以下の記事で紹介しています。
よければ読んでみてください。
gekowohonkidenaositai.hatenablog.com
下戸でも飲めるようになる方法があるらしい
なんとしてもお酒が飲めるようになりたいと思って方法を調べていたら、こんなものを見つけました。↓
アルコールパッチテストで医者に下戸認定された アルコール代謝能力無しの下戸な私がたった2時間で酒豪になり 二日酔いにもならなくなった極意
本当にそんな方法があるのか疑わしい感じがしますが、効果はあるのか気になるところですよね。
僕自身も気になったので、実際に買って少しネタバレしつつレビューしてみました。
興味があれば、読んでみてください。
gekowohonkidenaositai.hatenablog.com
まとめ
今回は、人種や地域別でのお酒の強さを紹介しました。
海外に行った時などにこの知識を役立てていただければ幸いです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。